PS2

「ICO」
生贄として城に連れて来られた少年イコ。
彼は城の中で、不思議な少女に出会う。
二人は互いに言葉が通じないが、イコは彼女の手を取って、城からの脱出を試みる。


全編通じて静寂。BGMも殆ど無く、風や水など自然の音のみ。
風景の美しさは特筆に価する。周囲を見回しながら進むのも良い。
イコ独りなら簡単に通れる場所を、身体能力で劣る少女を連れての脱出という要素を組み込む事で、ルートを探る面白さを生んでいる。
謎解きは少し難しいが、戦闘は単純でレベルは低い。
あまりに静か過ぎる為、ヒットには繋がらなかったが、反面、好きな人の思い入れは半端ではない一本。
海外で評価が高いのも頷けるクオリティ。

「エクスターミネーション」
南極にある極秘施設で非常事態が発生。海兵隊特殊部隊に調査の任が下った。
施設に辿り着いた隊員デニスが見たものは、未知のクリーチャー達だった。


すぐに侵食されたり、射撃の照準が合わせ難かったりと、巷の評判は頗る悪い。
コントローラーのボタン配置が○×逆と混乱を招くが、ジャンプしたりパイプに掴まって進んだりと、アクション面では楽しめたと思う。
初期のPS2ソフトとしては、評価できる出来ではなかろうか。

「エンター・ザ・マトリックス」
映画「マトリックス」三部作のサイド・ストーリーとして展開される。
PS2,GC,XBOXでそれぞれ発売され、ユーザー拡大を狙った。
内容はナイオビとゴーストの何れかを操って、物語を進めるアクション。
映画で表現されたような特殊なアクション効果が使用できて面白い。
ダメージを受けても、時間の経過と共に回復するシステムが便利。
ロード時間が多少長めなのが、ストーリーの流れを切断してしまって残念。

「大神」

「OZ オズ」
操作プレイヤーとAIが動かすキャラクター2人の合わせて3人で、戦闘を進めるシステムが斬新。
ビギナーからやり込みゲーマーまで、誰もが楽しめるゲームをというコンセプトの下に作られた一本。
敵モンスターを攻撃で投げ飛ばして、上手く回してゆくとゲージとポイントが上がるシステムだが、
目視で飛んできたモンスターを拾いに行くのは、慣れるまで、かなり難しい。
隠しステージとなるミニゲームが可愛い。

「鬼武者」
織田信長が天下統一を目指す戦国時代。
美濃の国は稲葉山城で、奇怪な事件が連続して起こっていた。
脅えた城主の妹は、信頼する明智左馬介に文を送り、助けを求めるが…。


大々的に宣伝されヒットしたアクション時代劇ゲーム。
操作性も良く、続々と出現する敵を切り倒してゆく爽快感が味わえる。
ただ一周に掛かる時間が、とても短かったと記憶している。
鳴り物入りで発売されただけに、少し物足りないボリュームだった。

「鬼武者2」
左馬介に倒された織田信長が新たに幻魔王として復活。
再び天下統一を目指して暗躍し始めた。
柳生一族の当主十兵衛は、信長を打倒する為に立ち上がる。


主人公以外に、重要な位置を占めるサブキャラクターが四人登場する。
彼等の誰をパートナーに選ぶかで物語の進み方が変わるので、繰り返しプレイする楽しみがある。
アクション面は相変わらず爽快で、ボリューム面でも強化されているので、納得の行く続編である。

「鬼武者3」
幻魔の力で再び復活した織田信長。
明智左馬介は信長の野望を打ち砕くべく孤独な戦いを続けていた。
一方、時空の捩れを引き起こす装置の為に、現代のフランスにも幻魔達が現れ、街はパニック状態に…。


今回は現代と過去を行き来する壮大なストーリーに仕上がった。
金城武に加えて、ジャン・レノをゲストに迎え、フランスと戦国日本で戦いを繰り広げる。
三部作(?)完結という事だが、終わらせるには惜しい気もする。

「新 鬼武者」

「オペレーターズ・サイド」
別売マイクを使って、音声でキャラクターを操り、モンスターと戦闘する。
全てを音声で操作する為、誤認識や対象物の名前が分からず、ストレスが溜まりやすい。
特に戦闘中の誤認識は痛い。ついでに喉も痛い…。
戦闘に負けてゲームオーバーになった時の疲労感は、他のゲームに比類しないものがある。
ストーリー的には面白いので、音声認識レベルの向上が重要ポイント。

「カオス・レギオン」
数種類のレギオン(鋼の召喚獣)を駆使して進めるアクション。
主人公を常に補佐してくれるレギオンがいるので戦闘は楽。
操作性は良いので、アクションそのものは爽快。
ただステージの使い回しが目立つ。
最も気になるのは素人声優(俳優)達の低レベルな芝居。

「影牢U Dark Illusion」
罠シリーズとして有名なPS作品だったが、PS2でも新たなソフトが発売に。
ストーリーはそれぞれ独立しているので、ここから始めても問題ない。
トラップの場所へ敵を誘導し、コンボを繋げてゆくと、得点が上がるシステム。
連続コンボを打ち出すには、かなりの熟練と素早い頭の回転が要求される。
今作ではダーク・イリュージョンという、大掛かりな罠が用意された。

「ガレリアンズ・アッシュ」
PS版の純粋な続編で、舞台は六年後の未来。
前作の問題点だったAPゲージの問題点も改良されて、全体的に上々の仕上がり。
前作のようなダークな世界観は若干薄れたものの、切ないストーリーは健在。

「キャッスルヴァニア」
婚約者を吸血鬼ヴァルターにさらわれたレオン・ヴェルモンドは、彼女を救出すべくヴァルターの居城に向かった。

悪魔城ドラキュラシリーズの1本。
ムチを使ったアクションは楽しいが、延々と広い城を走り回るのは疲れる。
隠しボス以外の戦闘レベルは低い。
美麗なCGムービーがあると良かったのだが…。

「九怨 kuon」
平安時代、陰陽師を題材にした、ホラー・アクションア・ドベンチャー。
着物姿だけに、ジャンプや全力疾走は出来ないし、アクションも控え目。
おどろおどろしい雰囲気は良かったと思う。
三人目のキャラクターを制覇しないと、物語は完結しない。
クリア後のオマケ要素が殆ど無いのは寂しい。

「クールガール」

「クロック・タワー3」
故深作氏が監督を務めたホラーアクション。
同シリーズとは、かなり趣が異なる作品となっている。
反撃が出来たり、ボスキャラは戦闘で倒せたりと、アクション色が強い。
ただ芝居は演劇のようで仰々しく臭い。
後半のボス敵に問題はあるが、それなりに楽しめる一本。

「剣豪2」

「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」
士朗正宗氏原作の漫画をアニメ化した作品を、更にゲームへと発展させたソフト。
アニメ・シリーズの雰囲気をとても忠実に再現している点で評価が高い。
ただ操作方法が複雑な点や、細かいアクションが難しい点、更に全体のボリューム不足感は問題もあった。
しかしキャラ・ゲーとしては、中身の確りした秀作だと思う。

「ゴースト・ハンター」

「ゴッドハンド」
脱力系のBGMに肩透かしを喰らう。
シリアスな世界観を求めるユーザーには厳しい。
アクション難易度は、高めの設定と感じた。

「サイレン」
敵の視点から物を見る視界ジャックシステムを駆使して、数々の難関を乗り切る。
ホラーだが、難しすぎて怖いという感覚はあまり起こらない。
数多のゲームオーバーを踏み越えて、エンディングに辿り着くべし…。

「サイレン2」

「サイレントヒル2」
ジェイムスの元に、三年前に病死した妻メアリーから手紙が届いた。
彼女は二人の思い出の地サイレントヒルで、ジェイムスを待っているという。
有り得ない事だと思いつつも、ジェイムスはサイレントヒルへと向かった。


マリア編を追加した「最後の詩」が発売されているので、新たに購入する方にはそちらを勧める。
派手さは無いが、悲哀に満ちたストーリー展開。
恐怖以上に、人間の性や救いの無い悲しみを感じる。

「サイレントヒル3」
主人公はシリーズ初の女性ヘザー。
これまでのシリーズと異なり、若く精神的にタフな主人公の登場で、若干雰囲気の違ったゲームとなっている。
視覚と聴覚から迫りくる不快感はシリーズ最高。
一作目のファンの方は是非プレイして頂きたい。

「サイレントヒル4 ザ・ルーム」
3作目までとは一線を隔した作風となっている。
自分の住むフラットから出られなくなるというコンセプトは面白い。
これはこれで評価できるソフトだが、「サイレント・ヒル」かと言うと、違うという気がする。

「しばいみち」
別売マイク使用。
画面に出る台詞を読み上げて点数を競うソフト。
判定は果てしなく曖昧なので、良い点を出すのは難しい。
友人達と集まってワイワイ遊ぶなら盛り上がりそう。
逆に独りで遊ぶとブリザード級の孤独感を感じる・・・笑。

「シャドウ・オブ・メモリーズ」
ストーリー分岐が多いので、一回クリアしただけでは背景が見えない。
ただどのエンディングになっても、結局スッキリした気分にはならなかった。
死を回避するという着眼点は良いので、物語にもっと深みが加われば良かった。

「シャドウ・ハーツ」
一応PS「クーデルカ」の続編らしい。
一部過去のキャラクターを使っているものの、実際には殆ど違うゲームと言って良いだろう。
おちゃらけた雰囲気が「クーデルカ」ファンには許せなかった。
RPGでありながら、ジャッジメント・リングというシステムを採用する事で、アクション的な要素も組み込んでいる。
ムービーやボイスが極端に少ないのが難点。

「シャドウ・ハーツ2」
前作で物足りないと感じたムービー・シーンが大幅に増え、見応えのあるものに仕上がった。
操作方法は若干変更点もあるが、基本的に同じ。
前作で慣れたのと完全に「クーデルカ」から脱皮した事で、おバカ・キャラやお笑いシーンも楽しめた。

「スパイ・フィクション」
ステルス系ソフトの一本。
世間では、パクリ・亜流との誹りが強いが、決して出来は悪くないソフトだと思う。
カメラで写真を撮った相手に変装できるシステムは面白い。
スパイ映画の豆知識が得られるファイルも、ファンを楽しませてくれる。
操作可能なプレイヤーが二人居るが、互いの交流や会話が無く、その点は勿体無いと感じた。

「スプリンター・セル」

「セインツ 聖なる魔物」
洋ゲーなので、キャラクターの容姿に親しみが湧かない。
謎解きは、かなり難しいレベルに属すると思われる。

「絶体絶命都市」
地震というこれまで扱われなかった素材を持ち込んだ事は評価できる。
全体的に画面に華が無いのが惜しまれる。
落下物による即死などを除いて、難易度は非常に低い。
マルチ・エンディングだが、結局どれに辿り着いても同じようなもので肩透かしを食らう。

「絶体絶命都市2」
水害に見舞われた街でのサバイバルを描いた作品。
前作よりもキャラクターが増え、オムニバス形式のストーリーとなった。
各エピソードは短く、呆気ないものもある。
会話や行動によって、エンディングや他の登場人物の行動に変化が現れるのは面白かった。
改良の余地は大いにあるが、楽しめる一本だと思う。

「SEVEN SAMURAI 20XX」
黒澤監督の「七人の侍」をモチーフにした近未来アクションだが、
コメントするのがツライ…。
先ず、ゲームの取説を読まないと、物語の設定すら理解できない。
とにかくストーリーが無いに等しい。
ただ単調な戦闘の連続で、何の為に戦っているのか判らず、嫌気が差す。

「零〜zero〜」
カメラで霊を写して除霊するというシステムが面白かった。
舞台が日本のホラーなので、肌で感じる恐怖感が大きい。
物語はとても残酷で悲しいもの。
難易度はかなりシビアだった。

「零〜紅い蝶〜」
難易度が選べるようになったのと、カメラの機能がアップした事で、
初心者にも敷居が低くなった。
ストーリーは前作同様に悲しく暗鬱。

「零〜刺青の聲〜」
2作目よりは難易度が高いと思う。
操作プレイヤーが3人となり、各ステージをクリアしてゆく。
終盤のシステムが、「サイレント・ヒル4」と酷似しているのが気になった。
しかしシリーズ最終作として、納得のゆく完成度だと思う。

「ダージュ・オブ・ケルベロス FF7」
ゲームをしているのか映画を観ているのか、判別に困る程、ムービー・シーンが多い。
お世辞にもアクション・ゲームとは呼べないような、中途半端な代物。
「FF7」のファン以外、プレイする意義は無いと思われる。
スク・エニの弱点が露呈してしまったような一本。

「ツキヨニサラバ」
プレイ開始直後は、とんでもないゲームに当ったと後悔したが、慣れると、これはこれで楽しいと思った。
時間をゆっくり進めるシステムが用意されているが、結局ずっとそれを発動し続けなければクリアできない。
折角、有名声優を起用しているのに、台詞の殆どがテキストというのは残念極まりない。
誰かに薦められるかと言えば、微妙な一本である。

「デカボイス」
別売マイクが必要。
プレイヤーは刑事となって、相棒の警察犬ライアンと共に事件を解決する。
音声による操作とコントローラーによる操作、半々くらいの割合。
会話は自由なので、刑事になりきって話せる。
第三者に聞かれると、とても恥ずかしいので、独りでプレイする事をお勧めする。

「デス・バイ・ディグリーズ 鉄拳」
「鉄拳」の人気キャラ、ニーナを主人公にした、スピンオフ作品。
敵への攻撃方法に、各方向へスティックを弾くという珍しいシステムを導入しているので、序盤は戸惑うかもしれない。
オリジナルが格ゲーだけあって、習得できる技も多いが、ボタン入力に慣れていないと使えずに終わる。
ストーリーが確りしているので、アクション・アドベンチャー・ゲームとして、充分楽しめるレベルだと思った。

「デビル・メイ・クライ」
剣と銃を持つダンテを操って魔界の者達と戦う。
ストーリーは単純だが、アクションが華麗で視覚的にも楽しめる。
道に迷う事も殆どないので、戦闘に専念できる。
ストレス解消に最適の一本。

「テビル・メイ・クライ2」
アクションの爽快さで大ヒットした前作の続編だが、何故かアクションが鈍くなっている。
マップも広がり、次に向かうべき場所が判らなくなる等、問題点が多い。
何より残念なのは、主人公ダンテの性格の変貌。

「デビル・メイ・クライ3」
ストーリーは一作目より以前に遡っている。
スカしたダンテが復活していて、ファンにとっては嬉しい限り。
兄ヴァージルを主要キャラとして登場させてくれたので、個人的に嬉しさ倍増だった。

「デメント」
相棒となる犬と協力しつつ、恐怖の古城からの脱出を図るホラー・アクション。
基本的には、「クロックタワー」シリーズと同じシステムである。
探索していると、恐ろしげな音楽が流れ出して敵が現れ、必死に逃げるか隠れるしか手立てが無いというもの。
探索を楽しみたい時には、この敵の出現が鬱陶しく感じられる。
古城の雰囲気は不気味で良いと思う。

「天誅紅」

「天誅参」
ステルス系の忍者ゲーム。
主人公は二人+一人(全任務クリア後に出現)。
見付からない事が前提だが、発見されても力押しで進める。当然、評価は低くなるが。
マップが複雑で、何処へ行けば良いか分からなくなるのが難点。
アクションは難しめだが、背後から忍び寄って決める必殺技は快感。
PS2にしては、画像のレベルが低い気がするが。

「ドラッグ・オン・ドラグーン」
ファンタジック・アクションRPG。
単独で多数の敵と戦う地上戦と、ドラゴンに乗って戦う空中戦とに分かれる。
ノーマルエンディング以外は、どれを見てもすっきりしない。
登場人物全員、心が歪んでいるのは良いとして、ムービー部分が少ないせいか、説明不足で心に響いてこないのが残念。
アクションレベルは易しい方だと思う。

「ドラッグ・オン・ドラグーン2」
設定は前作から17年後で、前作で悪役だった少女がメインキャラとして登場。前作の主人公も登場する。
相変わらず、暗い話だが、前作よりも救いはある。
ただ、システム的に、クリアしたエピソードに何度でも戻れた前作の利点が失われた為、
全てのエンディングを見るのに、何度も長く単調なアクションを繰り返さねばならないのは厳しい。
やり込みたくなる魅力に乏しいので、一度クリアした時点で納得してしまう。

「どろろ」
手塚治虫の漫画をゲーム化したソフト。
アクション・レベルが高めな上、難易度設定が無く、アクションが苦手なユーザーには正直キツイ。
ライト・ユーザーへの配慮がほしかった。
ゲームとしては面白いと思うが…。

「ネビュラ〜エコーナイト」

「バイオハザード アウトブレイク」
バイオハザード・シリーズの裏で、繰り広げられたラクーン・シティ市民の決死の脱出劇を描いた作品。
基本的にオンライン用ゲームとして開発された。
数本のエピソードで構成されている。
それぞれはわりと短いのだが、途中でセーブできず、休憩できないシステムは、オフライン・ユーザーにとっては苦しい。

「バイオハザード4」
独立したゲームとしてなら、完成度も高く、充分に面白いと思う。
ただ、ここまでシステムや世界観を変更して猶、「バイオハザード」という必要性があるだろうか?
マンネリと言われようとも、初心に戻ってほしいと願う。

「バウンサー」
PS2初期の作品の一つ。
一周クリアまでに要する時間は驚くほど短い。
システム的に何周もしなければ、ストーリーが見えてこない点と、キャラクターが三人選べる点を考慮すると、
実質のプレイ時間は他のゲームの一周と同じ位ではないだろうか。
評価が著しく低いゲームだが、新たなシステムに挑戦した試みは評価できると思う。

「バルダーズゲート ダークアライアンス」
元は海外のPCゲーム。
ムービーは皆無だが、通常画面の書き込みはハイレベル。
アクションも海外ゲームだけあって、難易度が高い。
物語は誰かに頼まれて敵と戦うというだけのもの。
使命や目的の無いまま行動し、最後までやっても、はっきりとした結末も無いので、徒労感に襲われる。

「ハングリィ・ゴースト」
かなり個性の強い独特なゲーム。
面白いかと言うと、面白くない…。
行動によって、最終結果が多岐に変化するが、だからと言って、何があるという訳でもなく、途中で飽きる。

「FIREFIGHTER F.D.18」
火災現場に突入して、逃げ遅れた人々を救出しつつ、鎮火してゆく消防士のゲーム。
各ステージの終わりに遭遇する炎をモンスターと見立てて、戦って鎮火する。
同じ事の繰り返しで、単調なのが問題。

「ビートダウン」

「ビルバク」

「ファイナル・ファンタジーX」
PS2で初めての「FF」。賛否両論になるのは、人気作の宿命だと思う。
ワールドマップが無くなり、旅をしているという雰囲気が出た気がする。
音声も初めて導入され、ムービーも多いため、映画的な面白みが加わった。
物語の構成が非常に巧みだと思う。

「ファイナル・ファンタジーX−2」
前作の準主役ユウナが主役となって登場する。
前作と打って変わって軽いノリで始まるが、終盤は結局シリアス路線に変わってゆく。
メインストーリーに関係ない要素が大部分を占めており、それを見る為に行動するのが億劫。
前作ファンにとっては複雑なゲーム。

「ファイナル・ファンタジー12」


「フェイズ・パラドックス」
SFアドベンチャー。
プレイヤーが行うのは、物語を進めてゆく事のみで、攻撃などのアクションは全く無い。
ゲームというより映画に近い感覚。
CGの描き込みは確りしていると思う。

「ブラッドレイン」
洋ゲーなので、キャラクターの容貌ははっきり言って可愛くない…。
吸血鬼であり、ハンターである女性が主人公。
背後から近付いて、吸血によって敵を倒し、且つ自らのパワーを保つシステムが楽しめる。
洋ゲーらしく、クリア後の特典は皆無。

「ブロークン・ソード 眠れる竜の伝説」
メインは謎解きで、時折アクションも要求されるアドベンチャー・ゲーム。
ストーリーは映画っぽいが、特に秀でた点も無く、凡庸な印象を受けた。
謎解きが好きなら、やってみても良いかもしれない。

「ベルセルク 千年帝国の鷲篇 聖魔戦記の章」
原作の22巻以降を忠実に再現しながら、新たなエピソードも巧みに組み込んでいる。
声優陣もアニメや前作のメンバーが続投しており、ファンとしては嬉しい仕上がりとなった。
敵を斬り続けてゆくガッツの過酷な旅を追体験できる位、延々と剣を振り回さなければいけない。
ファンとしては取り敢えずプレイすべきだろう。

「マグナカルタ」

「メタルギア・ソリッド2」
ステルス系ソフト。
発見されれば、ひたすら逃げ回るしかない。
序盤はスネークが主役だが、メインは違う人物になってしまう所が寂しい。
全体的にムービーが多いが、ラストのムービーは長過ぎる印象が・・・。

「メタルギア・ソリッド3」

「遊星からの物体X エピソード2」
映画「遊星からの物体X」の続編として作られたゲーム。
主人公のみならず同行する部下をも、プレイヤーが指示して動かすシステムを取っている。
ボタン配置が非常に複雑で混乱する。
海外ゲームなので、アクションレベルは高い。

「義経英雄伝」

「ラン・ライク・ヘル」
良くも悪くも洋ゲーだと思う。
キャラクターの造形に愛情を感じられない。
背景などの書き込みも、かなり荒く、手抜きを感じる。

「龍が如く」
セガを倒壊させた未完結ソフト「シェンムー」の技術を継承した作品。
行動の自由度が高く、アクションも楽しめる。
ストーリー的にも確り作り込まれているので、非常に面白いゲーム。

「龍が如く2」

「ローグオプス」

■PS
■DC
■GC


 

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